訪問シート
月日 2017年2月11日
時間 8~17時
内容
生駒山耐寒登山 (標高642m, 施設からだと片道15km程度、山頂付近は氷点下です。)
感想、気づき、感じたこと
今回は、約20年続いている耐寒登山に参加しました。山頂付近の天気予報を確認しておいて、雪が積もっていたら靴が濡れると思ったので、当日は雪使用の長靴で訪問しました。
先生に概要の説明をうけ、緊急時用の笛もあずかりました。カエンタケという猛毒キノコには特に注意してくださいとのことでした。訪問メンバーは徒歩組と電車組とに二手に分かれて行動することにし、徒歩組は菊池さん、加藤さん、私にしました。徒歩組は、電車組よりも30分早く施設を出ました。一番後ろで子供たちが遅れないように、子供たちを励ましながら、電車組との合流地点である椋ヶ根橋(枚岡駅近く)を目指しました。合流地点まで約1時間強歩き続きました。最初の時点で、「疲れた。帰る。」なんて言葉が結構ありましたが、なんだかんだでみんな歩けていたので良かったです。道中、小学5年の女の子と一緒に英語の単語あてゲームをしながら歩きました。
電車組と合流した後は、小中高生が混ざって山頂を目指しました。列の一番後ろに先生がいらっしゃったので、私はその少し先の中高生たちと合流して、話をきいたり話しかけたりして気を紛らわして登っていました。
標高が高くなるにつれて、足元がぬかるんできて、積雪がちらほらとみられました。崖が近くにあっても柵がない場所が多いため、出来るだけ子供たちは山際を歩かせるように気をつけました。山頂近くなると雪で覆われアイスバーンになって滑りやすくなっていました。途中から○○さんと一緒になり、部活の話やら学校の先生の話やら、豆知識的な話をしてました。
自分が話をしすぎていたかなと思ってきいてみたら、気が紛れるから助かるといわれので励ましたり違う話をしたり、雪道の歩き方を教えたりしてました。
約2時間かけて山頂に到着したら、持ってきたお弁当を食べました。気温が氷点下なのに関わらず、山頂の施設が冬季休業でしまっていたため、外でご飯を食べるという厳しい状況でした。ご飯を食べたあとは小学生の男の子たちと遊んでいました。正直、止まっていた方が寒いので動き回りました。
カイロを手袋にいれておくといいよと教えると、さっそく実践してほかの子も真似してました。
山を降りる際には、さらに寒くなっていたように感じました。
凍えている様子だったので、多めにもってきた上着を貸してあげました。カーディガン代わりにするだけでしたが、かなりマシになったみたいでした。(少し荷物が増えますが、多めに上着があると便利です。)
山降りは、雪道が苦手な○○ちゃんと一緒にしました。二人をそれぞれ支えながら、滑りやすい道や滑りにくい歩き方を教えて怪我をしないように注意してました。
麓まで降りて人数を確認し、徒歩組と電車組に再び別れて帰路につきました。後ろ側にいた子たちと一緒に行動して帰りました。また、○○さんとも一緒だったので、道中で宇宙の話をしたら興味津々でした。「なんで宇宙服は必要なのか」とか、「火星に住める可能性があるのはなんで」とか。将来の話もしました。
高校や大学、仕事にはどんなものがあって、知らないことはたくさんあるってことや、自分の頑張り次第で将来は変わるってことを伝えました。話しているうちに、施設に到着してお別れしました。今回のことで、少しでも将来に興味が広がってくれたらと思いました。
施設では、職員の方々が温かく迎えてくださり、温かいココアをごちそうになりました。クルーみんなで反省会をして訪問は無事に終了しました。
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