皆さんもご存知かと思いますが、福岡の5歳の男の子が虐待によって亡くなり、
母親と知人女性が逮捕された事件がありました。
ニュースを見ていると、知人女性があることないことを母親に吹き込んで、
自分だけを信用させてコントロールしていたようです。
児童虐待のケースでは加害者も被害者である(DVなど)ことがありますが、
今回もそうといえると思います。
知人女性が外との関わりを持たせないようにしていたようですが、
「その世界しかない」と思ってしまうと抜け出すのは難しいんだろうなと思います。
外の人が気づいて助けようとしたとしても、「信じられない!」となるのかもしれません。
なぜそうなってしまったのか、
ひょっとしたら子育てや人付き合いで悩んでいた時に
この知人女性が優しい言葉をかけてきて
信じ込んでしまったのかな?などと想像したりします。
もちろん、大切なお子さんを死なせてしまった母親の罪は重いです。
でも困った時に正しい場所に相談に行くことができなかったり、
相談に行っても対応できなかったり、
おそらく背景にはいろいろな社会的問題があります。
それによって幼いお子さんが犠牲になるようなことはあってはなりません。
私たち一人一人が、ただこの母親を攻めるのではなく、
そうさせてしまう社会に目を向けて行動を起こさなければならないと改めて感じます。
この記事を書いた人

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経営企画室所属の社員。
1994年生まれ。京都府宇治市出身。趣味はテニス。
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