社員日記

福岡の事件

2021年03月05日

皆さんもご存知かと思いますが、福岡の5歳の男の子が虐待によって亡くなり、
母親と知人女性が逮捕された事件がありました。

ニュースを見ていると、知人女性があることないことを母親に吹き込んで、
自分だけを信用させてコントロールしていたようです。

児童虐待のケースでは加害者も被害者である(DVなど)ことがありますが、
今回もそうといえると思います。

知人女性が外との関わりを持たせないようにしていたようですが、
「その世界しかない」と思ってしまうと抜け出すのは難しいんだろうなと思います。

外の人が気づいて助けようとしたとしても、「信じられない!」となるのかもしれません。

なぜそうなってしまったのか、
ひょっとしたら子育てや人付き合いで悩んでいた時に
この知人女性が優しい言葉をかけてきて
信じ込んでしまったのかな?などと想像したりします。

もちろん、大切なお子さんを死なせてしまった母親の罪は重いです。

でも困った時に正しい場所に相談に行くことができなかったり、
相談に行っても対応できなかったり、
おそらく背景にはいろいろな社会的問題があります。

それによって幼いお子さんが犠牲になるようなことはあってはなりません。
私たち一人一人が、ただこの母親を攻めるのではなく、
そうさせてしまう社会に目を向けて行動を起こさなければならないと改めて感じます。

この記事を書いた人

松村 明香
松村 明香
経営企画室所属の社員。
1994年生まれ。京都府宇治市出身。趣味はテニス。
次の世代に少しでもいい世界を残すために、地道に頑張ります!

寄付でご支援いただけませんか?

財団活動の多くは無償ボランティアの善意によって成り立っています。しかし子どもたちを継続して支援するためには、どうしても資金が足りません。

もし私たちの活動にご賛同いただけるなら、自由に使えるお金のうち少しをシェアしていただけませんか?
月100円からはじめられます。

生まれてきてよかったと子どもたちに思ってもらえる未来をつくるため、私たちは決して諦めません。

私たちの仲間になって
継続寄付をお願いいたします

寄付

児童養護施設の子どもたちを支援するには長期間にわたっての支援が必要不可欠です。
現在、児童養護施設に入所する子どもは低年齢化、さらに長期化しております。
1歳から乳児院に入り、18歳で卒業するまで児童養護施設で暮らす子どもが増えています。
そのような子どもたちを長期間支援するために、サポーター会員として継続的寄付をお願いいたします。

寄付で支援する

寄付

遺贈について

寄付

遺言に基づいて特定の個人や団体に資産を分け与えることを「遺贈」といいます。
遺言書の内容により、受取人やその内容を指定することができます。
一部またはすべての財産の受取人として一般財団法人みらいこども財団をご指定いただくことで、日本で貧困や虐待で苦しんでいる子どもたちの支援や奨学金としてご支援いただけます。

遺贈について

遺贈について

オンラインセミナーに
ご参加ください。

テーマ
「貧困と虐待とみらいこども財団の
活動について」

みらいこども財団では「貧困や虐待についての現状」「児童養護施設の現状と課題」「みらいこども財団の活動内容」について詳しくお伝えするオンラインセミナーを定期的に開催しております。まずはお気軽にご参加ください。

オンラインセミナーに参加する

お気軽に
お問い合わせください。

  • バナー
  • みらいこども財団は、内閣府が主宰する「子供の未来応援基金」の支援を受けています。
    子どもたちに寄り添って草の根で支援活動をする団体として、第4回未来応援ネットワーク事業に採択されました。