みらいブログ

児童養護施設ほうもん日記

2023年05月09日

初めての集団訪問でした。
はじめに放送で呼び出しをすると、男の子が何人か園庭に出てきてくれました。
子ども達がとても元気よく、はじめの挨拶ができないまま鬼ごっこで遊び始めましたが、子ども達は全く人見知りなどなくすぐに全力で走り回ってくれました。鬼ごっこが終わると、それぞれにしたいことに分かれていきました。財団側は中遊びと外遊びで分かれることになっていましたが、人数比がすこし難しかったように感じました。
外遊びは、サッカーや野球などそれぞれがしたい遊びに大人がついて遊びました。野球をしていた〇くんは中学2年生で、口は悪いですが面倒見のよいお兄さんだと感じました。ノックではあまり出来ることがなく応援していましたが、他のことをしたり、別の子と遊んでいると応援が足りないとご指名を頂きました。仲良くなれたかなと感じています。△ちゃんは、男気が強くイライラすることがあると態度と足が出てしまう女の子でした。さすがに蹴られることはありませんでしたが、感情表現が難しいのかずっと暴言をはいていました。花子くんというマンガを貸してくれて、花子くんが推しなのを教えてくれました。人のものと自分のものの考えが強く、自分のものを勝手に触れると怒り、他の子が別の子のおもちゃなどを使っていると、「〇〇くんに使っていいと聞いたの?」と、詰めていました。後で先生に聞いたお話で、所有物はしっかりと区切っていると聴き、◇ちゃんの言動にも納得がいきました。次の訪問時には、誰のものか、きちんと確認をとった上で喧嘩のないように遊びたいです。
小さな〇ちゃんは、シャボン玉がお気に入りだったのか終始シャボン玉で遊んでいました。大人をプリンセスにしてくれると言ってシャボン玉を振っていて、とても癒されました。テンションが高くなると走り出してしまって、転んでしまった場面もありましたが泣かずにそのまま遊んでいたので、えらいなと思いました。喉が渇いてしまって、寮まで送りましたが中には入れず、職員さんに引き継ぎをしました。次からは水筒を持ってきてもらうよう声かけをしたいです。
最後は遊んでくれた子ども達と挨拶をして終わることができました。バタバタで目まぐるしい一日でしたが、元気な子どもたちと遊べて良かったです。ありがとうございました。

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