近年、社会的養護下のお子さんへの奨学金は少しずつ充実してきていると聞きます。
ただ進学のハードルが下がることがそのままイコール卒業につながるわけではない現実も目の当たりにしています。
親から学費や生活面での援助を受けてアルバイト代でレジャーを楽しめる周りの友人と、アルバイト代が生活費に消えていく自分を比べたり、初めての一人暮らしで周りに頼れる人もおらず、帰る実家がないことに孤独を感じたり、精神をすり減らしながらぎりぎりのところで頑張ってプツンと切れてしまう学生さんはたくさんいます。
そんな状況をお聞きすると、奨学金と人的なサポートはセットでなければならないのではないかと感じます。
手厚くアフターケアをされている施設さんもありますし、行政や自治体、企業・民間団体、色んな取り組みがあると思います。
お子さん一人一人に合うサポートも違うので、色んなアプローチがあれば良いと思いますし、私たちが行なっているオンライン里親もそのうちの一つの事例となることができればという思いで、これからも向き合っていきたいです。
この記事を書いた人
最新の投稿
- 2024年10月17日みらいブログみらいこども財団ボランティア合宿レポート②10周年記念式典
- 2024年10月16日みらいブログ“ひろがれ!オンライン里親” vol.21『オンライン里親さんが、実際に参加してみて思うこと』
- 2024年10月14日みらいブログ自分を出せる場所
- 2024年10月13日みらいブログクルー紹介 vol.16
寄付でご支援いただけませんか?
もし私たちの活動にご賛同いただけるなら、自由に使えるお金のうち少しをシェアしていただけませんか?
月100円からはじめられます。
生まれてきてよかったと子どもたちに思ってもらえる未来をつくるため、私たちは決して諦めません。