先日、オンライン里親合同ミーティングにて、カリヨン子どもセンターの職員様をお招きし、ご講演をいただきました。
センター様のお取り組みと、全国の子どもシェルターの現状について主にお話をお聞きし、質疑応答の時間もたくさんの質問が出ました。
時代の変遷とともに社会的養護下でのニーズも変わっていく中、辛い思いをしている子どもたちに求められる場所になるために変わっていかなければならないというお話がとても印象的でした。
例えば、スマホのGPSなどで場所が特定されてはいけないためにスマホを持ち込むことができないのですが、それを理由にご本人が入所を拒まれるケースもあるということで、安全を守るためのルールによって求められない場所になってしまうことの難しさをお話ししてくださいました。
「その子のことを思って安全を確保するために…とは言っても、結局は大人が一方的に設定した枠組みなんですよね」というお言葉は、支援に携わる身として心に留めておかなければと思います。
それぞれの年代、一人一人のお子さんによって、必要とするサポートは異なり、それに応えるためにそれぞれ異なる(重なる部分ももちろんあると思いますが…)役割を持った機関が実はたくさんあります。
子どもシェルターや自立援助ホームなど、児童養護施設以外の社会的養護の施設のことも、みなさんにもぜひ知っていただきたいなと思います。
この度は貴重な学びの機会をいただき、本当にありがとうございました。
カリヨン子どもセンター様のホームページはこちら
みらいブログでも過去いくつか紹介していましたのでぜひご覧ください。
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